2024年

小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトXX
モーツァルト:歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」

[全2幕]〈原語(イタリア語)上演/字幕付〉

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  • 公演スケジュール

    京都公演
    2024年3月15日(金) 18:30開演
    2024年3月17日(日) 15:00開演
    ロームシアター京都 メインホール

    横浜公演
    2024年3月20日(水祝) 15:00開演
    神奈川県民ホール 大ホール

    東京公演
    2024年3月23日(土) 15:00開演
    東京文化会館 大ホール

    *予定上演時間:約3時間30分


    出演
    フィオルディリージ:サマンサ・クラーク
    ドラベッラ:リハブ・シャイエブ
    フェランド:ピエトロ・アダイーニ
    グリエルモ:アレッシオ・アルドゥイーニ
    デスピーナ:バルバラ・フリットリ
    ドン・アルフォンソ:ロッド・ギルフリー

    ※当初発表の出演者より一部変更があります。


    音楽監督:小澤 征爾
    指揮:ディエゴ・マテウス(小澤征爾音楽塾首席指揮者)
    演出:デイヴィッド・ニース
    装置・衣裳:ロバート・パージオーラ
    照明:高木正人
    管弦楽:小澤征爾音楽塾オーケストラ
    合唱:小澤征爾音楽塾合唱団


    主催:小澤征爾音楽塾/ヴェローザ・ジャパン
    京都市/ロームシアター京都(公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団)(京都公演)
    共催:公益財団法人 ローム ミュージック ファンデーション
    神奈川県民ホール(公益財団法人神奈川芸術文化財団)(横浜公演)
    協賛:ローム株式会社
    協力:ANA
    企画・制作:ヴェローザ・ジャパン


    プロダクション初演:2014年7月18日兵庫県立芸術文化センター


  • 指揮・演出

    • photo: 小澤征爾
      音楽監督
      小澤征爾
      プロフィール »

      小澤征爾

      小澤征爾[音楽監督]

      1935年、中国のシャンヤン(旧奉天)生まれ。幼いころからピアノを学び、成城学園中学校を経て、桐朋学園で齋藤秀雄に指揮を学んだ。
       1959年、ブザンソン指揮者コンクールで第1位を獲得。当時ボストン響の音楽監督であり、このコンクールの審査員であったシャルル・ミュンシュに翌夏タングルウッド音楽祭に招かれた。その後、カラヤン、バーンスタインに師事、ニューヨーク・フィル副指揮者、シカゴ響ラヴィニア・フェスティバル音楽監督、トロント響音楽監督、サンフランシスコ響音楽監督を経て1973年にボストン交響楽団の第13代音楽監督に就任、アメリカのオーケストラ史上でも異例の29年という長期にわたって務めた。
       ボストン交響楽団の音楽監督としてオーケストラの評価を国際的にも高め、1976年のヨーロッパ公演および1978年3月の日本公演で多大の成果を挙げる。1981年3月には、楽団創立100周年を記念して、アメリカ14都市演奏旅行を果たし、同年秋には、日本、フランス、ドイツ、オーストリア、イギリスを回る世界公演を実施。その後も1984年、1988年、1991年にヨーロッパ公演と1986年、1989年、1994年、1999年には日本公演を行い、いずれも絶賛を博す。1978年には、中国政府の公式招待により、中国中央楽団と1週間にわたって活動したのをはじめ、1年後の1979年3月にはアメリカのオーケストラとしては初めてボストン響を率いて再度訪中し、意義深い音楽・文化交流を果たした。それ以来、中国とは深い関係を築いている。他にも、1973年6月にはサンフランシスコ響を率いて、モスクワ(ソビエト連邦・当時)を訪れ、ムスティスラフ・ロストロポーヴィチと共演している。
       2002年秋には、東洋人初のウィーン国立歌劇場の音楽監督に就任、2010年春まで務めた。
       欧米での評価と人気は絶大なものがあり、これまでにベルリン・フィル、ウィーン・フィルをはじめとする多くのオーケストラ、ウィーン国立歌劇場、パリ・オペラ座、ミラノ・スカラ座、フィレンツェ歌劇場、メトロポリタン・オペラなど主要オペラハウスに出演している。
       日本においては、恩師・齋藤秀雄を偲び、没後10年の1984年に、秋山和慶らの仲間に声を掛け、メモリアル・コンサートを東京と大阪で開催。それを母体としてサイトウ・キネン・オーケストラへと発展させ、1987年、1989年、1990年にはヨーロッパ公演を、1991年にはヨーロッパ、アメリカ公演を行い絶賛を博した。1992年からは、オーケストラと共に芸術的念願であった国際的音楽祭 “サイトウ・キネン・フェスティバル松本” を設立、総監督に就任(~継続中)。その後もサイトウ・キネン・オーケストラは、1994年、1997年、2001年、2004年、2010年、2011年に海外ツアーを実施。フェスティバルは、2015年より、“セイジ・オザワ 松本フェスティバル” として新たなステージに踏み出した。
       また、1996年にサイトウ・キネンの室内楽勉強会から始まった室内楽アカデミー奥志賀を、アジア圏の優秀な学生に門戸をひろげる小澤国際室内楽アカデミー奥志賀として2011年に NPO 法人化。一方で、実践を通して若い音楽家を育成するための “小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクト”(2000年~)、および “小澤征爾音楽塾オーケストラ・プロジェクト”(2009年~)を公益財団法人ローム ミュージック ファンデーションの支援を受けて精力的に展開。2005年にはヨーロッパにおける音楽学生を対象にしたSeiji Ozawa International Academy Switzerlandをスイスに設立し、教育活動に力を注いでいる。その他、水戸室内管弦楽団とは1990年の創立時より親密な関係にあり、2013年からは同楽団の総監督を務めると共に水戸芸術館館長も務めている。さらに、新日本フィルハーモニー交響楽団とは創立に携わり、長期にわたり活動を続けた。
       これまでに国内外で受賞した賞には、朝日賞(1985)、米国ハーバード大学名誉博士号(2000)、オーストリア勲一等十字勲章(2002)、毎日芸術賞(2003)、サントリー音楽賞(2003)、フランス・ソルボンヌ大学名誉博士号(2004)、ウィーン国立歌劇場名誉会員(2007)、フランス・レジオン・ドヌール勲章オフィシエ(2008)、フランス芸術アカデミー外国人会員(2008)、日本国文化勲章(2008)、イタリア・プレミオ・ガリレオ2000 財団・金百合賞(2008)、ウィーン・フィルより日本人として初めて「名誉団員」の称号(2010)、高松宮殿下記念世界文化賞(2011)、渡邉暁雄音楽基金特別賞(2011)、ケネディ・センター名誉賞(2015)などがある。2016年、サイトウ・キネン・フェスティバル松本2013で録音された小澤征爾指揮サイトウ・キネン・オーケストラによるラヴェル:歌劇「子どもと魔法」のアルバムが、第58回グラミー賞最優秀オペラ録音賞を受賞。同年、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団名誉団員、東京都名誉都民の称号を贈られる。2022年3月、日本芸術院会員に選ばれた。

    • photo: ディエゴ・マテウス
      指揮
      ディエゴ・マテウス
      プロフィール »

      ディエゴ・マテウス

      ディエゴ・マテウス[指揮]

      ベネズエラのエル・システマ出身で才能を開花させている第一世代の音楽家の一人。39歳にして充実の歩みを続けており、これまでにヴェニスのフェニーチェ歌劇場の首席指揮者、クラウディオ・アバドの招きによりボローニャのモーツァルト管弦楽団の首席客演指揮者、メルボルン交響楽団の首席客演指揮者を歴任。
       2018年12月、東京サントリーホールでのドイツ・グラモフォン創立120周年記念スペシャル・ガラ・コンサートで小澤征爾と交代で指揮を務め、アンネ゠ゾフィー・ムターの独奏でサイトウ・キネン・オーケストラを指揮。
       以来、小澤征爾の招きによりサイトウ・キネン・オーケストラと定期的に共演を重ねており、22年6月には小澤征爾音楽塾初の首席指揮者に就任。日本では最近、別府アルゲリッチ音楽祭にも出演しており、マルタ・アルゲリッチとの共演によるラヴェル《ピアノ協奏曲 ト長調》のコンサート・シリーズで大成功を収めている。
       そのほか、これまでに聖チェチーリア国立管、ミラノ・スカラ座管、マーラー室内管、フランス放送フィル、スペイン国立管、BBCフィル、フィルハーモニア管、ロイヤル・フィル、ロイヤル・リヴァプール・フィル、アイルランド国立響、プラハ・フィル、ボルサン・イスタンブール・フィル、スヴェトラーノフ・ロシア国立響、イスラエル・フィル、ロサンゼルス・フィル、サンパウロ州立響、N響などのオーケストラを指揮。ベルリン、バルセロナ、ローマ、ミュンヘン、パリ、ニューヨークの主要歌劇場や、ペーザロ・ロッシーニ・オペラ・フェスティバル、アレーナ・ディ・ヴェローナなど名だたる音楽祭に定期的に客演。ベネズエラではエル・システマ各オーケストラの養成やレパートリー拡大に尽力するとともに、シモン・ボリヴァル交響楽団の首席指揮者も務める。

    • photo: デイヴィッド・ニース
      演出
      デイヴィッド・ニース
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      デイヴィッド・ニース

      デイヴィッド・ニース[演出]

      最近まで25年にわたりメトロポリタン歌劇場で首席演出家を務め、100演目近いプロダクションを演出した。加えて、シカゴ、サンフランシスコ、ワシントン、ボストン、オレゴン州ポートランド、ボン(ドイツ)のオペラ・カンパニーや、フィレンツェ五月音楽祭、イングリッシュ・ナショナル・オペラ、西宮市の兵庫県立芸術文化センター(最近、《ドン・ジョヴァンニ》を演出し、同センターでのモーツァルト/ダ・ポンテ三部作が完結)でも演出を手がけている。
       タングルウッド音楽祭、ボストンのシンフォニー・ホール、カーネギー・ホールで初めて小澤征爾/ボストン交響楽団のオペラ舞台を手がけ、以来長年にわたり小澤征爾とコラボレーションを重ねている。日本ではこれまでに、小澤が率いる音楽祭で30演目以上のプロダクションを演出しており、現在も引き続き、セイジ・オザワ 松本フェスティバルや小澤征爾音楽塾のプロダクションを手がける。直近では、アーティスティック・ディレクターも務める小澤征爾音楽塾でプッチーニ《ラ・ボエーム》の新制作を手がけた。
       松本城で行われたサイトウ・キネン・フェスティバル松本初の野外プロダクションでは、ニースが手がけた《ファウストの劫罰》を5千人の聴衆が鑑賞した。また、ニースの演出によるフィレンツェ五月音楽祭とサイトウ・キネン・フェスティバル松本の共同制作による《ピーター・グライムズ》は、この作品の米国初演50周年を記念してタングルウッド・ミュージック・センターで立ち上げられたプロダクションであり、『A Tale of Tanglewood』と題するドキュメンタリー・フィルムにも収録されている。

    • photo: ロバート・パージオーラ
      装置・衣裳
      ロバート・パージオーラ
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      ロバート・パージオーラ

      ロバート・パージオーラ[装置・衣裳]

      メトロポリタン歌劇場、シカゴ・リリック・オペラ、ストラトフォード・シェイクスピア・フェスティバル、サンフランシスコ・オペラ、サンタフェ・オペラ、セントルイス・オペラ・シアター、フォートワース・オペラ、オペラ・ボストン、グリマーグラス・オペラ、マンハッタン音楽学校、ジュリアード演劇学校などで舞台装置・衣裳をデザインしている。このうちメトロポリタン歌劇場では《カプリッチョ》、《海賊》、ストラトフォードでは《ウィンザーの陽気な女房たち》、フォートワースでは《ジュリオ・チェーザレ》を手がけた。2014年に兵庫県立芸術文化センターで《コジ・ファン・トゥッテ》、サイトウ・キネン・フェスティバル松本で《ファルスタッフ》の装置・衣裳を担当。最近ではボストン・バレエの《くるみ割り人形》と《白鳥の湖》で装置・衣裳を手がけている。
       2008年にシドニー・オペラ・ハウスの《アラベラ》でヘルプマン賞の衣裳デザイン部門にノミネート。06年にフロリダ・グランド・オペラ/セントルイス・オペラ・シアター共同制作によるデイヴィッド・カールソン/コリン・グレアムの新作オペラ《アンナ・カレーニナ》の世界初演で衣裳を手がけた。英国のガーシントン・オペラで《フィガロの結婚》と《コジ・ファン・トゥッテ》を手がけ、ヨーロッパではほかに、モンテ・カルロ歌劇場の《コジ・ファン・トゥッテ》、ハノーファー州立歌劇場のグノー《ファウスト》にも携わっている。
       演劇でも、舞台装置を手がけた作品がワシントンのシェイクスピア・シアターで頻繁に上演されており、これまでに、《田舎女房》、《ドン・カルロ》、《ウィンダミア夫人の扇》の衣裳デザインでヘレン・ヘイズ賞を3回とアイリーン・シャラフ・ヤング・マスター賞を受賞。アメリカン・バレエ・シアター、サンフランシスコ・バレエ、マイアミ・シティ・バレエなどバレエ舞台のデザインも手がけている。トビン舞台芸術財団理事。

  • 出演

    • photo: サマンサ・クラーク
      フィオルディリージ
      サマンサ・クラーク
      プロフィール »

      サマンサ・クラーク

      サマンサ・クラーク[ソプラノ]

      オーストラリア系イギリス人ソプラノ。2019年ギルドホール・ゴールド・メダル受賞、およびグレインジ・フェスティバル国際声楽コンクール入賞。サー・ジョン・フィッシャー財団およびインディペンデント・オペラの奨学生として英国王立ノーザン音楽大学に学び、メアリー・プラザスに師事。
       テュルケイム男爵夫人音楽財団、ヘルプ・ミュージシャンズ、テイト・メモリアルおよびマンスター伯爵夫人音楽財団の奨学生として、イヴォンヌ・ケニーに師事し、ギルドホール音楽演劇学校を最近卒業。
       英国王立ノーザン音楽大学のリーヴァーヒューム芸術奨学金、デイム・エヴァ・ターナー賞、シュトラウスの歌曲におくられるジョイス&マイケル・ケネディ賞など受賞多数。
       オペラの持ち役は、《椿姫》ヴィオレッタ、《コジ・ファン・トゥッテ》フィオルディリージ、《真夏の夜の夢》ヘレナ、《ドン・ジョヴァンニ》ドンナ・エルヴィーラ、《魔笛》パミーナ、《フィガロの結婚》伯爵夫人、《放蕩者のなりゆき》アン・トゥルーラヴ、《ねじの回転》家庭教師、《テオドーラ》タイトルロールなど。
       最近および今後の出演は、オペラ・オーストラリアと西オーストラリア・オペラで《椿姫》ヴィオレッタ、ジョン・エリオット・ガーディナー/モンテヴェルディ合唱団&イングリッシュ・バロック・ソロイスツとのアメリカ・ツアー、シモーネ・ヤング/シドニー響との共演で《フィデリオ》マルツェリーネとメンデルスゾーン《真夏の夜の夢》、グレインジ・フェスティバルとオペラ・クイーンズランドで《コジ・ファン・トゥッテ》フィオルディリージ、ガーシントンで《フィガロの結婚》伯爵夫人、ピンチガット・オペラでテオドーラ、プロムス・デビューとなるモーツァルト《レクイエム》、メルボルン交響楽団との共演で《メサイア》と《戦争レクイエム》、タスマニアでベートーヴェン《交響曲第9番》など。録音では、ディラン・ペレス(ピアノ・監修)の『サミュエル・バーバー歌曲全集』(Resonus)に参加。

    • photo: リハブ・シャイエブ
      ドラベッラ
      リハブ・シャイエブ
      プロフィール »

      リハブ・シャイエブ

      リハブ・シャイエブ[メゾ・ソプラノ]

      チュニジア系カナダ人メゾ・ソプラノ。2023/24年シーズンはグラインドボーン音楽祭でカルメン、スウェーデン王立歌劇場で《Melancholia》Claireを歌う。来シーズンはメトロポリタン歌劇場、バイエルン州立歌劇場、バルセロナ・リセウ大劇場、カナディアン・オペラ・カンパニー、モントリオール歌劇場、ブレゲンツ音楽祭、フェスティバル・サン・セバスチャン、ロサンゼルス・フィル、フィラデルフィア管、BBCプロムスに出演を予定。
       昨シーズンは、ルスティオーニ指揮《ナブッコ》フェネーナでバイエルン州立歌劇場、グレイ演出/コンロン指揮《フィガロの結婚》ケルビーノでロサンゼルス・オペラにデビュー。カナディアン・オペラ・カンパニーとカルガリー・オペラでカルメンを歌い、ヨスト《Voyage vers l’espoir》世界初演のLa mère Meryemでジュネーヴ大劇場に再登場。
       コンサートでは、フィルハーモニア・バロック管とヘンデル《メサイア》、タウスク指揮/ヴァンクーヴァー響とベルリオーズ《夏の夜》で共演し、ヘンデル《アルチーナ》ルッジェーロでマニトバ室内管にデビュー。
       《コジ・ファン・トゥッテ》ドラベッラでワシントン・ナショナル・オペラ、カルメンでパーム・ビーチ・オペラ、オリーガン《The Phoenix》世界初演でヒューストン・グランド・オペラにデビューし、《リゴレット》マッダレーナでモンペリエ国立歌劇場、カメンセック指揮/マクダーモット演出のグラス《アクナーテン》ネフェルティティでメトロポリタン歌劇場に再登場するなど、最近の活躍も目覚ましい。そのほか、アンサンブル・イ・ジェメッリとツアーや録音をした《ウリッセの帰還》ペネロペ、シンシナティ・オペラで《セビリャの理髪師》ロジーナ、モンペリエ国立歌劇場でオッフェンバックのファンタジオ、チリのサンティアゴ市立劇場でドラベッラ、オペラ・バレエ・フランドルでグラス《サティヤグラハ》カストゥルバ、ケルン歌劇場/シュタイアー演出でカルメンなども歌っている。

    • photo: ピエトロ・アダイーニ
      フェランド
      ピエトロ・アダイーニ
      プロフィール »

      ピエトロ・アダイーニ

      ピエトロ・アダイーニ[テノール]

      シチリア出身の若手テノール。サルヴォ・トーダロ(バリトン)の下で学び、2011年にマルチェッロ・ジョルダーニ(テノール)のマスタークラスに参加。現在はサルヴァトーレ・フィジケッラに師事。
      11/12年、国際声楽コンクール「Voci dal Mediterraneo—Premio Archimede」のファイナリスト。
      14年にカルロ・フェリーチェ劇場の奨学金を得て、同劇場で《ラ・ボエーム》ロドルフォと《愛の妙薬》ネモリーノを歌ってデビュー。15年に《イタリアのトルコ人》アルバザールで聴衆に高く評価され成功を収めた。パルマで「オペラ・グランプリ」に参加し、カリアリ滞在中にプッチーニ《グローリア・ミサ》に出演し、マチェラータのアレーナ・スフェリステリオで《道化師》ベッペ/アルレッキーノを歌い、ベルガモ、コモ、クレモナ、パヴィーア、イェージで《ドン・パスクワーレ》エルネストを歌っている。
      近年の出演は《チェネレントラ》、《連隊の娘》、《オリーヴォとパスクワーレ》、《ファルスタッフ》、《セビリャの理髪師》、《アルジェのイタリア女》、《フィレンツェの麦わら帽子》など。
      最近はオマーンで《絹のはしご》、サレルノでオーレン指揮《リゴレット》、トリノ歌劇場で《夢遊病の女》、アンコーナとブレシアで《ジャンニ・スキッキ》、フィラルモニコ劇場で《ランメルモールのルチア》、ローマ、ボリショイ劇場、ヴェローナで《ランスへの旅》、カルロ・フェリーチェ劇場で伊語版《メリー・ウィドウ》、ロレックス・スペシャル・ガラ(medici.tv収録)、ペーザロでロッシーニの誕生日を祝うコンサート、カターニアで《メサイア》、ロッシーニ・オペラ・フェスティバルで《新聞》と《教皇ピウス9世を讃えるカンタータ》、エール・チロル音楽祭で《ロンジュモーの御者》に出演。
      今後はヴェローナでロッシーニ《スターバト・マーテル》、リマとフィラルモニコ劇場で《チェネレントラ》、ロッシーニ・オペラ・フェスティバルで《とてつもない誤解》などに出演予定。

    • photo: アレッシオ・<br>アルドゥイーニ
      グリエルモ
      アレッシオ・
      アルドゥイーニ
      プロフィール »

      アレッシオ・<br>アルドゥイーニ

      アレッシオ・アルドゥイーニ[バリトン]

      1987年、伊デゼンツァーノ・デル・ガルダ生まれ。15歳よりオペラを志し、何年もテクニックやレパートリーを培ってきた。2010年にリーナ・アイマーロ・ベルタージ財団の助成を受け、コモ・ソチアーレ劇場のポケット・オペラ地域公演《ドン・ジョヴァンニ》のタイトルロールでデビュー。
       翌シーズンも《フィガロの結婚》アルマヴィーヴァ伯爵で再びポケット・オペラに出演し、ボローニャ歌劇場で《ドン・ジョヴァンニ》、ポンキエッリ劇場で《清教徒》リッカルド、トリノ王立歌劇場とフェニーチェ歌劇場で《コジ・ファン・トゥッテ》グリエルモ、フェニーチェ歌劇場、ザルツブルク音楽祭、ウィーン国立歌劇場で《ラ・ボエーム》ショナール、《ドン・ジョヴァンニ》タイトルロールでペトルッツェッリ劇場、マゼットでウィーン国立歌劇場に出演。
       最近および今後の出演は、ティーレマン指揮/ザルツブルク音楽祭とトリノで《道化師》、ザルツブルク、ロイヤル・オペラ・ハウス、ミラノ・スカラ座、リール、韓国、ムーティ指揮/ナポリで《コジ・ファン・トゥッテ》、パリ・オペラ座で《ドン・ジョヴァンニ》と《セビリャの理髪師》、ウィーンで《ドン・パスクワーレ》と《愛の妙薬》、米国デビューのメトロポリタン歌劇場、ロンドン、パリ、ウィーン、スカラ座、ジェノヴァ、ヴェニスで《ラ・ボエーム》、フィレンツェとローマで《魔笛》、ドレスデン、ローマ、ハンブルク、ヴェニスで《ドン・ジョヴァンニ》、パリ、ウィーン、パドヴァ、アムステルダムで《チェネレントラ》、ムーティ指揮/ラヴェンナ、ブリュッセル、ウィーン、ハンブルクで《フィガロの結婚》、パレルモで《ドン・ジョヴァンニ》と《マノン・レスコー》、グラインドボーンとスカラ座で《イタリアのトルコ人》、フィレンツェ五月音楽祭で《コジ・ファン・トゥッテ》、《3人の女たちの花婿と、誰の夫でもない男》、《ロメオとジュリエット》、パリ、ヴェニス、ドレスデン、ナポリ、ストラスブール、パレルモ、ジュネーヴで《トゥーランドット》など。

    • photo: バルバラ・フリットリ
      デスピーナ
      バルバラ・フリットリ
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      バルバラ・フリットリ

      バルバラ・フリットリ[ソプラノ]

      ジュゼッペ・ヴェルディ音楽院を優秀な成績で卒業。同世代を代表するリリコ・スピント・ソプラノのひとりとして高く評価され、数々の国際コンクールで優勝し、1990年代にオペラ界で国際的キャリアを確立。モーツァルトのもっとも優れた歌い手のひとりとして知られ、世界の主要劇場や音楽祭で聴衆および評論家の高い評価を得ている。
       これまででもっとも特筆される舞台は、いずれもクラウディオ・アバド指揮によるフェラーラ市立劇場の《フィガロの結婚》アルマヴィーヴァ伯爵夫人とザルツブルク音楽祭およびトリノ王立歌劇場の《オテロ》デズデモナ、そしてリッカルド・ムーティ指揮によるウィーン国立歌劇場およびラヴェンナ音楽祭の《コジ・ファン・トゥッテ》フィオルディリージで、ロイヤル・オペラ・ハウスでもコリン・デイヴィス指揮で同役を歌っている。
       メトロポリタン歌劇場での初シーズンは《ラ・ボエーム》ミミと《カルメン》ミカエラを歌い、ロイヤル・オペラ・ハウスでもミカエラを歌った。また、ベルギー王立モネ劇場、パリ・オペラ座/バスティーユ、フィレンツェ歌劇場、トリノ王立歌劇にも出演。「紫禁城でのトゥーランドット」として有名なズービン・メータ指揮/ RCA収録の公演を含むフィレンツェ五月音楽祭の中国ツアーで《トゥーランドット》リューを歌っている。そのほか録音は、プッチーニの三部作(Decca)、《セビリャの理髪師》(Teldec)、《ランスへの旅》(Sony)、ペルゴレージ《スターバト・マーテル》(EMI)、ロッシーニ《スターバト・マーテル》(Decca)など。2001年エコー・クラシック賞(シンガー・オブ・ザ・イヤー)、10年グラミー賞最優秀クラシック・アルバム賞受賞。23年の出演は、《カヴァレリア・ルスティカーナ》(アメリカ)、モーツァルト《レクイエム》(ヴィチェンツァ・オリンピコ劇場)、トロント響、サンクトペテルブルク・フィルとの共演によるリリック・コンサート、《仮面舞踏会》(オペラ・キャロライナ)など。

    • photo: ロッド・ギルフリー
      ドン・アルフォンソ
      ロッド・ギルフリー
      プロフィール »

      ロッド・ギルフリー

      ロッド・ギルフリー[バリトン]

      アメリカ人バリトン歌手。「すべてのフレーズを明瞭な発話とドラマティックな聴かせどころを摑んで歌い、雄々しいエネルギー、激しい感情の荒れ、あるいは繊細な傷心の場面では、こちらが驚くほどの心痛む葛藤や困惑が伝わるフレーズを聴かせる…傑出した存在」とニューヨーク・タイムズ紙に評される。これまでにグラミー賞に2度ノミネートされており、声楽家および俳優として世界の主要音楽都市で舞台に立っている。直近では、アムステルダムで上演されたメシアンの傑作オペラ《アッシジの聖フランチェスコ》のタイトルロールでグラミー賞にノミネートされている。
       2023/24年シーズンは、ジェイク・ヘギー《デッドマン・ウォーキング》(イヴォ・ヴァン・ホーヴェ新演出/ヤニック・ネゼ゠セガン指揮)のオーウェン・ハートでメトロポリタン歌劇場のシーズンをスタートし、サンフランシスコ・オペラのカイヤ・サーリアホ《Innocence》北米初演で義父を、メルボルンのオペラ・オーストラリアでブレット・ディーン《ハムレット》のクローディアスを歌う。コンサートでは、ルネ・フレミングとの共演でフォートワース響のガラ・コンサートに出演するほか、ロベルト・カルブの音楽監督就任を祝うデトロイト・オペラのガラ・コンサートにも出演する。

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