公演中止および払い戻しのお知らせ

 2020年3月に公演を予定しておりました、小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトXVIII J. シュトラウスⅡ世 喜歌劇:「こうもり」は、新型コロナウイルス感染症を巡る状況を鑑み、その影響拡大や、お客様および出演者、関係者の安全と健康を第一に考え、大変残念ではございますが公演を中止することといたしました。公演を楽しみにして下さっていた皆様には、大変ご迷惑をおかけいたしますことを、心よりお詫び申し上げます。
 チケット代金につきましては、3月5日(木)以降に、各プレイガイド/チケット窓口にて払い戻しの手続きを開始いたします。返金方法につきましては、3月5日以降に、チケットをご購入いただいた各プレイガイド/チケット窓口にお問い合わせ下さい。払い戻しにはチケットが必ず必要になりますので、紛失などしないように何卒よろしくお願い申し上げます。
→京都公演チケット払い戻しについて
京都公演払い戻し期間:2020年3月5日(木)〜2020年4月22日(水)

→東京公演チケット払い戻しについて
東京公演払い戻し期間:2020年3月5日(木)〜2020年4月19日(日)

→愛知公演チケット払い戻しについて
愛知公演払い戻し期間:2020年3月5日(木)〜2020年4月30日(木)

 小澤征爾音楽塾は、日本をはじめ、国内外からオーディションによって選ばれた優秀な若い音楽家たちにてオーケストラを結成し、講師や小澤塾長の指導のもと、世界で活躍する一流の歌手や演出家たちと一緒にリハーサルを重ね、オペラを創り上げるという教育の成果を、公演で披露させて頂いております。練習の過程や成長度合いを大事にしている教育プロジェクトであることからも、安心して集中できる環境がとても重要になります。
 また、アジアからオーケストラのメンバーが、欧米から演出家や歌手の多くが来日を予定しておりました。日本国内でも感染拡大防止に向けて多くの対策がなされております。しかしながら、日を追うごとに日本への渡航自粛を促す国や地域が増え、出入国や帰国の際に困難が生じる可能性も否めません。

 これらの理由から、お客様および出演者、関係者の安全と健康を第一に考え、苦渋の決断ではありますが本公演を中止する決定を致しました。これに伴いまして、予定をしておりました「子どものためのオペラ」(3月13日公演)とミニ・コンサートVol.1(3月8日公演)も併せて中止とさせていただきます。本公演を楽しみにして下さっていたお客様、並びに出演者、関係者の皆様に重ねてお詫び申し上げると共に、ご理解頂けますと幸いです。

2020年2月27日(木)
小澤征爾音楽塾

小澤征爾音楽監督からのご挨拶

 今回の小澤征爾音楽塾は2016年に大好評だった「こうもり」を再び取り上げます。塾生がオペラを勉強するにはもってこいの演目で、前回と同じくNYメトロポリタン歌劇場のプロダクションを使用します。アイゼンシュタインはじめ主要キャストが戻ってきてくれて、デイヴィッド・ニースの演出で、あの楽しく豪華な舞台が帰ってきます。今年も国内外(日本、中国、台湾、韓国)の厳しいオーディションで選ばれた若い音楽家たちで、小澤征爾音楽塾オーケストラを結成します。
 2000年にローム株式会社の佐藤研一郎社長(当時)のご支援で「小澤征爾音楽塾」を立ち上げて以来、オペラの制作と公演を通じて、私が最も信頼を寄せるサイトウ・キネン・オーケストラメンバーでもある先生方とともに、若い音楽家たちへの教育を続けてきました。今回で20年という節目の年にあたります。彼らが先生方の指導のもと、世界の第一線で活躍する歌手や演出家と一緒に一つのオペラ作品を創り上げていくことは、音楽家としての一生を左右するような経験になります。そして、子どもたちにオペラにふれてもらうために、今年も京都府内の50校以上の小学生たちを招待して、生のオペラを楽しんでもらいたいと思っています。
 教育プロジェクトであると同時に、世界一流の歌手・プロダクションを同時に体感することが出来る、世界的にも他に類を見ないこのプロジェクト、是非いらしてみてください。そこで創られるオペラは、音楽の喜びとエネルギーに満ちあふれています。

小澤征爾音楽塾塾長 音楽監督 小澤征爾

  • 小澤征爾プロフィール

    photo: Seiiji Ozawa

     1935年、中国のシャンヤン(旧奉天)生まれ。幼いころからピアノを学び、成城学園中学校を経て、桐朋学園で齋藤秀雄に指揮を学んだ。
     1959年、ブザンソン指揮者コンクールで第1位を獲得。当時ボストン響の音楽監督であり、このコンクールの審査員であったシャルル・ミュンシュに翌夏タングルウッドに招かれた。その後、カラヤン、バーンスタインに師事、ニューヨーク・フィル副指揮者、シカゴ響ラヴィニア・フェスティバル音楽監督、トロント響音楽監督、サンフランシスコ響音楽監督を経て1973年にボストン交響楽団の第13代音楽監督に就任、アメリカのオーケストラ史上でも異例の29年という長期にわたって務めた。
     ボストン交響楽団の音楽監督としてオーケストラの評価を国際的にも高め、1976年のヨーロッパ公演および1978年3月の日本公演で多大の成果を挙げる。1981年3月には、楽団創立100周年を記念して、アメリカ14都市演奏旅行を果たし、同年秋には、日本、フランス、ドイツ、オーストリア、イギリスを回る世界公演を実施。その後も1984年、88年、91年にヨーロッパ公演と1986年、1989年には日本公演を行い、いずれも絶賛を博す。1978年には、中国政府の公式招待により、中国中央楽団と1週間にわたって活動したのをはじめ、1年後の1979年3月にはアメリカのオーケストラとしては初めてボストン響を率いて再度訪中し、意義深い音楽・文化交流を果たした。それ以来、中国とは深い関係を築いている。他にも、1973年6月にはサンフランシスコ響を率いて、モスクワ(ソビエト連邦・当時)を訪れ、ムスティスラフ・ロストロポーヴィチと共演している。
     2002年秋には、東洋人初のウィーン国立歌劇場の音楽監督に就任、2010年春まで務めた。
    ヨーロッパでの評価と人気は絶大なものがあり、これまでにベルリン・フィル、ウィーン・フィルをはじめとする多くのオーケストラ、ウィーン国立歌劇場、パリ・オペラ座、ミラノ・スカラ座、フィレンツェ歌劇場、メトロポリタン・オペラなど主要オペラハウスに出演している。
     日本においては、恩師齋藤秀雄を偲んでサイトウ・キネン・オーケストラを発案、秋山和慶らの仲間に声を掛け組織し、1984年東京・大阪公演で大成功を収め、1987年、1989年、1990年にはヨーロッパ公演を、1991年にはヨーロッパ、アメリカ公演を行い絶賛を博した。1992年からは、芸術的念願であった国際的音楽祭"サイトウ・キネン・フェスティバル松本"へと発展させ、総監督に就任(~継続中)。その後もサイトウ・キネン・オーケストラは、1994年、1997年、2004年に海外ツアーを実施。フェスティバルは、2015年より、“セイジ・オザワ 松本フェスティバル”として新たなステージに踏み出した。
     また、1997年にサイトウ・キネンの室内楽勉強会から始まった室内楽アカデミー奥志賀を、アジア圏の優秀な学生に門戸をひろげる小澤国際室内楽アカデミー奥志賀として2011年にNPO法人化。一方で、実践を通して若い音楽家を育成するための “小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクト”(2000年~)、および “小澤征爾音楽塾オーケストラ・プロジェクト”(2009年~)を公益財団法人ローム ミュージック ファンデーションの支援を受けて精力的に展開。2005年にはヨーロッパにおける音楽学生を対象にしたSeiji Ozawa International Academy Switzerlandをスイスに設立し、教育活動に力を注いでいる。その他、水戸室内管弦楽団とは1990年の創立時より親密な関係にあり、2013年からは同楽団の総監督を務めると共に水戸芸術館館長も務めている。さらに、新日本フィルハーモニー交響楽団とも創立時より定期的に活動を続けている。
     これまでに国内外で受賞した賞には、朝日賞(1985)、米国ハーバード大学名誉博士号(2000)、オーストリア勲一等十字勲章(2002)、毎日芸術賞(2003)、サントリー音楽賞(2003)、フランス・ソルボンヌ大学名誉博士号(2004)、ウィーン国立歌劇場名誉会員(2007)、フランス・レジオン・ドヌール勲章オフィシエ(2008)、フランス芸術アカデミー外国人会員(2008)、日本国文化勲章(2008)、イタリア・プレミオ・ガリレオ2000財団金百合賞(2008)、ウィーン・フィルより日本人として初めて「名誉団員」の称号(2010)、高松宮殿下記念世界文化賞(2011)、渡邉暁雄音楽基金特別賞(2011)、ケネディ・センター名誉賞(2015)などがある。2016年、サイトウ・キネン・フェスティバル松本2013で録音された小澤征爾指揮サイトウ・キネン・オーケストラによるラヴェル:歌劇「子どもと魔法」のアルバムが、第58回グラミー賞最優秀オペラ録音賞を受賞。同年、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団名誉団員、東京都名誉都民の称号を贈られる。

公演情報

オーケストラ・プロジェクトⅠ
ROHM CONCERT SERIES

  • poster
  • ラヴェル:マ・メール・ロワ
    ベートーヴェン:交響曲 第7番 イ長調 作品92


    公演スケジュール
    [日本公演]
    2009年4月6日 京都コンサートホール 大ホール
    2009年4月9日 サントリーホール 大ホール


    [中国公演]
    2009年4月13日 天津大劇院
    2009年4月15日 国家大劇院
    2009年4月17日 上海大劇院


    出演
    音楽監督・指揮:小澤征爾
    管弦楽:小澤征爾音楽塾オーケストラ


    主催:小澤征爾音楽塾/ヴェローザ・ジャパン
       天津日報報業集団(天津公演)
       国家大劇院(北京公演)
       上海大劇院(上海公演)
    協賛:ローム株式会社
    協力:ANA
    後援:京都コンサートホール(公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団)(京都公演)
    企画・制作:ヴェローザ・ジャパン


  • 指揮・演出

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  • 出演

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あらすじ

 時は1874年の大晦日。アイゼンシュタインは些細な罪で刑務所に入らなければならなくなりました。入所する前日、アイゼンシュタインの元を友人のファルケ博士が訪ねてきます。「ロシアの大貴族オルロフスキー公爵が開く楽しいパーティがあるから、入所前にこっそり行こう」と誘い出すファルケ博士。妻ロザリンデには「刑務所に出頭する」と深刻そうに言いながら、でも実はウキウキとパーティに向かったアイゼンシュタイン。彼が出かけた後、家に残された妻ロザリンデのところに、彼女の元恋人アルフレートがやって来ます。まるで本当の夫のように振る舞うアルフレート。するとそこに、アイゼンシュタインを連行しに刑務所長がやって来ます。今更「本当は夫ではない…」とも言えず、なんとアルフレートは刑務所に連行されてしまいます。 パーティ会場でアイゼンシュタインの心を射止めたのは、仮面を付けた美しいハンガリーの貴婦人。しかし、この貴婦人の正体は何を隠そう、妻ロザリンデ。実の妻であることに気づかず、アイゼンシュタインは必死に口説きます。 実はこのカラクリのすべては、ファルケ博士がアイゼンシュタインに仕組んだ壮大な“仕返し”でした。“仕返し”の真相は? そしてその結末は…?! 粋な大人たちが巻き起こす騒動をお楽しみに!

チケット情報

オーケストラ・プロジェクトⅠ
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