2022年小澤征爾音楽塾公演に向けて

       

 2020年3月に予定していた「こうもり」が中止を余儀なくされたのは、新型コロナウィルス感染症が世界的に拡大し始めた頃――そして今シーズン、ようやく小澤征爾音楽塾のオペラが戻ってきます。
今回の小澤征爾音楽塾は2016年に大好評だった「こうもり」を再び取り上げます。塾生がオペラを勉強するにはもってこいの演目で、前回と同じくNYメトロポリタン歌劇場のプロダクションを使用します。アイゼンシュタインはじめ主要キャストが戻ってきてくれて、デイヴィッド・ニース演出の楽しく豪華な舞台が帰ってきます。今回は国外(中国、台湾、韓国)から塾生を呼ぶことは断念しましたが、その一方で国内でのオーディションで選ばれた若い音楽家たちで、小澤征爾音楽塾オーケストラを結成します。
2000年にローム株式会社の佐藤研一郎社長(当時)のご支援で「小澤征爾音楽塾」を立ち上げて以来、オペラの制作と公演を通じて、私が最も信頼を寄せるサイトウ・キネン・オーケストラメンバーでもある先生方とともに、オーディションで選ばれた若い音楽家たちへの教育を続けて20年以上になります。彼らが、先生方の指導のもと、世界の第一線で活躍する歌手や演出家と一緒に、一つのオペラ作品を創り上げていくことは、音楽家としての一生を左右するような深くて大きな経験になります。
そして、できる限りの感染症対策を講じて、今年も京都府内の小学生たちを招待して、子どもたちに生のオペラを楽しんでもらいたいと思っています。
教育プロジェクトであると同時に、世界一流の歌手・プロダクションを同時に体感することが出来る、世界的にも他に類を見ないこのプロジェクト、是非いらしてみてください。そこで創られるオペラは、音楽の喜びとエネルギーに満ちあふれています。

小澤征爾音楽塾塾長 音楽監督 小澤征爾

     

公演情報

小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトXVIII
J.シュトラウスII世:喜歌劇「こうもり」

[全3幕]〈原語(ドイツ語)上演/字幕付〉

  • poster
  • 公演スケジュール
    京都公演
    2022年3月18日(金)18:30開演
    2022年3月20日(日)15:00開演
    ロームシアター京都 メインホール
    東京公演
    2022年3月24日(木)15:00開演
    東京文化会館 大ホール
    横須賀公演
    2022年3月27日(日)15:00開演
    よこすか芸術劇場


    出演
    ロザリンデ:エリー・ディーン
    ガブリエル・フォン・アイゼンシュタイン:アドリアン・エレート
    アデーレ:アナ・クリスティー
    アルフレート:ジョン・テシエ
    オルロフスキー公:エミリー・フォンズ
    ファルケ博士:エリオット・マドア
    フランク:デール・トラヴィス
    ブリント博士:ジャン=ポール・フーシェクール
    イーダ:栗林 瑛利子
    フロッシュ:イッセー尾形


    音楽監督:小澤 征爾
    指揮:ディエゴ・マテウス
    演出:デイヴィッド・ニース
    装置:ギュンター・シュナイダー=シームセン
    衣裳:ピーター・J・ホール
    照明:高沢 立生
    振付:マーカス・バグラー
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    管弦楽:小澤征爾音楽塾オーケストラ
    合唱:小澤征爾音楽塾合唱団
    (合唱指揮:根本 卓也)
    バレエ:東京シティ・バレエ団


    主催:小澤征爾音楽塾/ヴェローザ・ジャパン
    京都市/ロームシアター京都(公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団)(京都公演)
    共催:公益財団法人 ローム ミュージック ファンデーション
    公益財団法人横須賀芸術文化財団(横須賀公演)
    協賛:ローム株式会社
    協力:ANA
    後援:エフエム京都(京都公演)
    ニッポン放送(東京・横須賀公演)
    企画・制作:ヴェローザ・ジャパン


    オリジナル・プロダクション:オットー・シェンク
    オリジナル・照明デザイン:ギル・ウェシュラー
    プロダクション初演:1986年12月4日 メトロポリタン歌劇場
    装置、小道具、衣裳 製作:メトロポリタン歌劇場 工房


  •          

    • photo: 小澤 征爾
      音楽監督
      小澤 征爾
    • photo: ディエゴ・マテウス
      指揮
      ディエゴ・マテウス
    • photo: デイヴィッド・ニース
      演出
      デイヴィッド・ニース
  • 出演

    • photo: エリー・ディーン
      ロザリンデ
      エリー・ディーン
    • photo: アドリアン・エレート
      ガブリエル・フォン
      ・アイゼンシュタイン
      アドリアン・エレート
    • photo: アナ・クリスティー
      アデーレ
      アナ・クリスティー
    • photo: ジョン・テシエ
      アルフレート
      ジョン・テシエ
    • photo: エミリー・フォンズ
      オルロフスキー公
      エミリー・フォンズ
    • photo: エリオット・マドア
      ファルケ博士
      エリオット・マドア
    • photo: デール・トラヴィス
      フランク
      デール・トラヴィス
    • photo: ジャン=ポール<br>・フーシェクール
      ブリント博士
      ジャン=ポール
      ・フーシェクール
    • photo: 栗林 瑛利子
      イーダ
      栗林 瑛利子
    • photo: イッセー尾形
      フロッシュ
      イッセー尾形
  •          

    フロッシュ役イッセー尾形さんよりメッセージ

    「成人の日コンサート」というのがありまして、小澤征爾さんの舞台にかつて立ったことがあります。立つだけじゃなくタクトを気持ちよく振ってると管楽器がいつまでも音を続けっぱなし。小澤さんが舞台袖から飛んできて「ほらあの人、顔がもう真っ赤だよ」と慌てて指揮交代で事なきを得た、という強烈なおかつ楽しい思い出があります。
    フロッシュはオモチャ箱というイメージがありまして、ひっくり返せば返すほど憎めないほがらかさが楽しめると思います。ですから今度は真っ赤な顔になるまでタクトを注目する番ですね。言ってみれば(笑)。

  • オペラ・プロジェクトXVIII PRムービー
    video

あらすじ

 時は1874年の大晦日。アイゼンシュタインは些細な罪で刑務所に入らなければならなくなりました。入所する前日、アイゼンシュタインの元を友人のファルケ博士が訪ねてきます。「ロシアの大貴族オルロフスキー公爵が開く楽しいパーティがあるから、入所前にこっそり行こう」と誘い出すファルケ博士。妻ロザリンデには「刑務所に出頭する」と深刻そうに言いながら、でも実はウキウキとパーティに向かったアイゼンシュタイン。彼が出かけた後、家に残された妻ロザリンデのところに、彼女の元恋人アルフレートがやって来ます。まるで本当の夫のように振る舞うアルフレート。するとそこに、アイゼンシュタインを連行しに刑務所長がやって来ます。今更「本当は夫ではない…」とも言えず、なんとアルフレートは刑務所に連行されてしまいます。 パーティ会場でアイゼンシュタインの心を射止めたのは、仮面を付けた美しいハンガリーの貴婦人。しかし、この貴婦人の正体は何を隠そう、妻ロザリンデ。実の妻であることに気づかず、アイゼンシュタインは必死に口説きます。 実はこのカラクリのすべては、ファルケ博士がアイゼンシュタインに仕組んだ壮大な“仕返し”でした。“仕返し”の真相は? そしてその結末は…?! 粋な大人たちが巻き起こす騒動をお楽しみに!

チケット情報

     

小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトXVIII
J.シュトラウスII世:喜歌劇「こうもり」

[全3幕]〈原語(ドイツ語)上演/字幕付〉

  • チケット発売:2022年1月22日(土)
    チケット料金(全席指定/消費税込):
    S席 ¥25,000/A席 ¥21,000/B席 ¥17,000/C席 ¥13,000/D席 ¥8,000
    U25席¥3,000(座席指定不可・販売窓口限定)*25歳以下の方、当日ご来場時に年齢確認あり。お一人様一枚限り。

  • チケットご購入時の注意

    ・出演者等、記載の内容は2021年12月1日現在の予定です。
    ・病気、怪我等の事情で出演者が変更になる場合がございます。
    ・公演中止の場合を除き、チケットのキャンセル・払戻しはお受けいたしかねますので、あらかじめご了承下さい。
    ・乳幼児等就学前のお子様の同伴・入場はご遠慮ください。
    ​・一部のプレイガイドにて枚数制限を設けている場合がございます。詳しくはお問い合わせ下さい。
    ・⼩澤征爾⾳楽塾公演新型コロナウィルス感染症拡⼤防⽌ガイドラインについてはこちらをご確認ください。

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