小澤征爾音楽塾展2023 1月14日(土)より開催!
1月14日(土)より、ロームシアター京都・ミュージックサロンにて「小澤征爾音楽塾展2023」が始まります。
小澤征爾音楽塾がロームシアター京都を拠点にした2016年から始まった「小澤征爾音楽塾展」。今年は、小澤征爾音楽塾初の首席指揮者に就任したディエゴ・マテウスさんの紹介と、本公演のために新制作となる舞台装置・衣裳をデザインした世界的デザイナー ロバート・パージオーラさんのデザイン原画展を中心にした展示をいたします。
2022年の公演「こうもり」に続き、今年3月に公演予定の「オペラ・プロジェクトXIX G.プッチーニ:歌劇『ラ・ボエーム』」で指揮を務めるマテウスさんは、音楽塾との共通点も多い、ベネズエラが誇る音楽教育システム エル・システマ出身。音楽塾の講師も多いサイトウ・キネン・オーケストラを過去5度に渡り指揮しており、小澤塾長からの信頼も厚い指揮者です。日本では「ラ・ボエーム」の前に、二期会の公演で「トゥーランドット」を指揮する他、メトロポリタン歌劇場でのデビューも決まっています。
19世紀末のパリを舞台とする本公演の舞台装置と衣裳は、今回のために新たに制作されます。そのデザインを手がけたのが、世界的なオペラハウスで活躍するデザイナーのロバート・パージオーラさん。舞台装置と衣裳の両方を手掛けられるデザイナーは少なく、時代考証に基づいた堅実なデザインと、ディティールまでこだわった衣裳は、オペラ界でもファンの多いデザイナーです。小澤征爾音楽塾とも旧知の仲のパージオーラさんが、これまで手掛けた過去作も含めた舞台装置・衣裳の原画を展示。2019年「カルメン」公演の実際の衣裳も展示いたします。
そのほか「ラ・ボエーム」のあらすじ・解説なども展示。20年に及ぶ小澤征爾音楽塾の歴史や、小澤塾長の指導の様子もパネル写真などでご紹介いたします。
小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトXIX G.プッチーニ:歌劇「ラ・ボエーム」のチケットは絶賛発売中。今回の公演から、U25に加えU39のチケットも販売。U39の対象チケットはS席とA席のみ。どちらも1万円というお求めやすい値段です。枚数限定で販売いたします。U25、U39チケットの詳細はこちらのページをご覧下さい。
小澤征爾音楽塾展2023
会場: ロームシアター京都「ミュージックサロン」(パークプラザ3階)
会期: 2023年1月14日(土)~2023年3月26(日) 10:00~17:00 (一部休館日あり)
料金: 入場無料
主催: 公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団、公益財団法人 ローム ミュージック ファンデーション
共催: ローム株式会社
協力: 株式会社ヴェローザ・ジャパン
《同時開催》写真展示「小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクト 公演のあゆみ」(1F「プロムナード」)