「子どものためのオペラ」に約3,000人の子どもたちが来場!
京都府内の小学6年生約3,000人を招待した公演「子どものためのオペラ」が3月12日(火)行われました。
「子どもたちに本物の音楽を届けたい」という小澤征爾塾長の思いのもと2015年にロームシアター京都のプレ・オープニング事業として始まり、2016年からはオープンしたロームシアター京都で毎年開催している「子どものためのオペラ」(※2020年、2021年は新型コロナウイルス感染症の影響により中止)。今年も京都府内の52校・約3,000名の小学生をご招待して行いました。
午前の部の「コジ・ファン・トゥッテ」より第1幕にソリストとして出演したのは、日本の声楽界のこれからを担う声楽家たち、高野百合絵(フィオルディリージ役)、十合翔子(ドラベッラ役)、糸賀修平(フェランド役)、市川宥一郎(グリエルモ役)、中川郁文(デスピーナ役)、井出壮志朗(ドン・アルフォンソ役)の6名。本公演のカヴァーキャストも務めています。モーツァルトの美しい旋律の数々を二重唱、三重唱、四重奏と歌い上げ、子どもたちの視線を釘付けに。
午後の部は、出演者に体調不良のため、急遽プログラムを変更。「コジ・ファン・トゥッテ」の一場面のほか、同じくモーツァルト作曲の合唱曲やオーケストラ曲をお楽しみいただきました。いずれも、公演の冒頭には恒例の”楽器紹介”もあり、それぞれのパートが工夫を凝らして自慢の楽器を紹介しました。